虫歯の治療 知覚過敏の処置   高知市青木歯科TOP

 

 

日本の歯ブラシの購入額はスエーデンの34倍だが、プラークは残っており、50〜70代の人で75%近くの隣接面に出血がある(スエーデン イエテボリ大学歯周病科教授 ヤン リンデ)

日本人が歯科医にかかる頻度は世界一(OECD Health Data2011

子供たちが歯磨きをする割合は世界一

にもかかわらず日本人の口腔状態が良くないのは何故でしょう?フッ素入り歯磨剤の利用が遅れた(宝塚斑状歯訴訟の影響?)、定期的な歯科検診を受けている人の割合が低いなどの理由があげられています。

当院ではデンタルフロスを使う割合が低いことが一番の原因ではないかと考えています。

 

 

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左上第一大臼歯に歯髄に近接した虫歯ができています

コンポジットレジンで充填しました

神経に近いむし歯を除去しています。近心のエナメル質にクラックが見えます

隣接面齲蝕の原因の一つは隣接面のクラックだとの記載があります

 

 

むし歯になりやすい(=プラークの残りやすい)部位とその予防法

歯と歯肉の境目(歯頚部齲蝕(しけいぶうしょく))。歯茎も一緒に磨くようにしないとプラークが残り、このような虫歯になります。歯頚部齲蝕のある方には、歯磨き剤を付けずに横磨きする→歯磨きを付けて縦磨きするをお勧めしています。歯磨き剤を付けて横磨きするとクサビ状欠損になってしまうといわれているためです。Dawson Functional Occlusion 19ページより。下記知覚過敏の項を参照。

歯と歯の間(隣接面齲蝕(りんせつめんうしょく))。自覚症状が出にくいため、発見が遅れ、突然穴があいて歯科にかかったときには、すでに歯髄の寸前まで虫歯が進んでいることが多いむし歯です。目で見てもわかりにくいので、発見するには上下を同時に撮影する咬翼法レントゲンBite wingが有効です。予防にはデンタルフロスが必須です

歯のくぼみ、(しわ)小窩裂溝齲蝕(しょうかれっこううしょく))入口は小さくても中で大きく広がっていることがよくあります。深い溝にはブラシも届きません・予防には、萌出直後に歯を削らず溝を埋めるシーラント(填塞)が有効です

 

咬翼法レントゲンと隣接面齲蝕治療

4歳上顎、見た目では虫歯は明瞭ではありません

4歳下顎

4歳右、咬翼法レントゲン

4歳左、隣接面齲蝕が多発しています

6歳 赤く染めて清掃状態を調べています

6

永久歯が出てきました。白く映っているのはコンポジットレジン充填です

左上の第一大臼歯はまだ出ていません

 

 銀歯を白い詰め物とジルコニアで治しました

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右上の銀歯の下が黒くなっていいるところがむし歯です。

鏡面写真

一年後。大臼歯はジルコニアクラウンで修復しています。小臼歯にむし歯ができていました

 

小臼歯を白い詰め物(コンポジットレジン)で詰めました。。赤いマークはかみ合わせを見る印記です。

 

クラウンブリッジとコンポジットレジン充填による治療

治療前

上顎

下顎

術後:金属冠をメタルボンドにしました

いくつかのインレーはコンポジットレジン充填にしました

10年間はほとんど変化がありませんでした

12年後:11年目に左下がインプラントになりました

左上第一大臼歯はコンポジットレジン→セラミック冠になりました

11年目にブリッジの支台歯が破折し、インプラントになりました

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パスタのアップ

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16年後 

 

 

 

 

 

知覚過敏と楔状(けつじょう)欠損

 知覚過敏の原因は

@歯周病や磨きすぎによる歯肉退縮

A酸性の食材によるエナメル質が溶けること

B強いかみしめによる歯の欠損だと言われています。

知覚過敏としばしば同時に見られる歯と歯茎の境目が深くくさび状に欠ける楔状欠損の原因は、歯ブラシによる摩耗ではなく強い咬合力だという説が有力でした。しかし2006年ごろから歯磨剤による摩耗が原因であるといわれるようになっています。歯磨剤を使わない場合は歯頚部に摩耗は生じないので、歯磨剤の乱用が鋭いエッジをもつくさび状の欠損の原因のようです。(Dawson Functional Occlusion 19ページ)

 フッ素入り歯磨剤は齲蝕予防の効果があり、また茶渋のようなステインの除去にも効果的ですが、使い過ぎは歯の摩耗の原因になるようです。歯磨剤に含まれる研磨剤はエナメル質よりは柔らかいためエナメルを摩耗させることはありませんが、歯茎が下がってやや黄色い象牙質が露出するとこれを摩耗すると考えられます。

 

 

高知市青木歯科TOP  20181208,20191227更新